徹底比較|「持ち上げる」vs「持ち上げない」介助。
支持面を活かす介助技術の決定的な違いとは?
【左図の持ち上げ介助】 持ち上げる介助(∧型):
当事者を 「上げて↑から下ろす↓」山のような動き。重力に逆らうため、重く腰への負担も最大に。
【右図の持ち上げない介助】 持ち上げない(載せる)介助(∨型):
当事者を 「下げて↓から上げる↑」谷のような動き。支持面に重さを預けるから、驚くほど軽く移動できます。
【定義】持ち上げない介助=「載せる介助」。ノーリフトリハが提案する新しい自立支援のカタチ
ノーリフトリハでは、持ち上げない介助を「当事者の体を支持面に載せる介助」と定義しています。
人力やリフト(福祉機器)の支持面を賢く使い、重力を味方につけて「支持面に載せる」ことで、安全で負担の少ない自立支援を実現します。
※詳しくは一番下にある『ノーリフトリハの運動モデル』をご覧ください。
事実として人力でも福祉機器でも、当事者は支持面に載って介助されています。
介助の常識を逆転!持ち上げ介助と持ち上げない介助の違いは介助される位置(作用点)だった!?
【図解】介助が劇的に軽くなる秘密は「力の向き」?
介助の違いによる驚きの効果
【持ち上げ(飛び上がり)介助】介助者が両腋窩で「持ち上げ(飛び上がり)介助」をしているので、背骨に作用の力(牽引力)が加わります。
これは物理の作用(糸の張力)の図で説明されます。
【持ち上げない(載せる)介助】福祉用具の支持面で「持ち上げない(載せる)介助」をしているので、背骨に反作用の力(垂直抗力)が加わります。
これは物理の反作用(垂直抗力)の図で説明されます。
※上記の対象者の脊椎に与える影響については、2025年11月15日(土)〜16日(日)に名古屋葵大学で開催された 第8回日本産業理学療法研究会学術大会 で学会発表させていただきました。
演題名「持ち上げ介助と持ち上げない介助が対象者の脊椎に与える影響―X線撮影を用いた一考察―」 〇筆頭演者、大野 倫由
日本産業理学療法研究会の学術大会
https://www.jspt.or.jp/occhealth/academic/
第 8 回日本産業理学療法研究会学術大会 抄録集(P53)に掲載
【動画】介助が劇的に軽くなる!「山型(∧)」から「谷型(∨)」への転換
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【比較解説】持ち上げ介助 vs 載せる介助|福祉用具を120%活かす自立支援のコツ
単に道具を使うだけでは不十分です。介助の本質である「支持面の活用」を動画で理解しましょう。ダメな例と比較することで、「載せる介助」の必要性が一目でわかります。
【まとめ】『持ち上げる介助』と『持ち上げない(載せる)介助』の説明をまとめています。
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介助のコツは「山より谷」!人力でも軽々と動かせる『載せる介助』の仕組み
「よいしょ!」と持ち上げて飛び上がり介助をするのは、重い山(∧)を登るようなもの。 一方、人力での『載せる介助』は、重力で谷(∨)のように下る技術です。力任せの介護から卒業して、自分も相手も笑顔になれる「物理の力」を比較解説!
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【実演】120kg人力介助の正解。持ち上げない「載せる介助」の仕組みを動画で公開
介助の限界は「力」ではなく「技術」で決まる。120kgのモデルで実演した人力での「持ち上げ(飛び上がり)介助」と「持ち上げない(載せる)介助」を徹底比較。明日から使える、身体に優しいケアのヒントがここにあります。
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【実演】120kgも軽々!重さを消す「載せる介助」の驚くべきテクニック
なぜ120kgもの体重を、力を使わずに動かせるのか?その秘密は「支持面」の活用にありました。力仕事の限界を超える、プロの技術を実演動画で公開!
※重い当事者の場合は、安全に配慮して、危険な場合はリフト機などを使用してください。
ノーリフトリハの運動モデルの説明
ノーリフトリハの運動モデルの図です。
ノーリフトリハでは、『 持ち上げない介助とは、当事者を支持面に"載せる介助"である 』と定義して、人力や福祉機器(リフト機など)を使って介助を行っています。
この定義を運動モデルで説明するために、当事者を関節の無い黄色の箱で表現しています。また自然な人の各日常生活動作も、荷重(載せる)と非荷重(離れる)の体重の配分を利用して動いているのが分かります。
なお人体は、関節があるので更に効率の良い動作ができます。
※バランスの良い姿勢や動作は、「支持基底面に重心が落ちています」これは「支持面に載っている」と表現できます。
なお付け加えると、人は空を飛べないので、「支持面の無い空中」では動くことができませんよね?
支持面に載って動くことはとても自然で当たり前のことです。
Ⅰ型の運動モデルは、人力介助で主に使います。
片方に重さを載せて、反対側の軽い方を動かします。
Ⅰ型の運動モデルは、「歩く」ような重心移動を行い。
人の自然な動作も、同じような動きをします。
自然な起居動作や乗り移り(移乗)もⅠ型の運動モデルのように動きます。
※動作時(動く)は、片方の支持面に重さを載せて(荷重)、反対側の軽くなった方(非荷重)を動かしています。
自然な寝返りの背臥位(仰臥位)から側臥位までの運動モデルです。
上肢を支持に使った起き上がりから立ち上がりまでの運動モデルです。
乗り移り(移乗)から椅子座位までの運動モデルです。
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Ⅰ型の運動モデルを起居動作で説明した動画です。
自然な人の動きは、片方の支持面に体重を載せる(荷重)ようにして、反対の体を支持面から離す(非荷重)ように動いている。
Ⅱ型の水平移動は、当事者を「支持面に載せて」その支持面を動かし『間接的』に移動させます。
水平移動の福祉用具(スライド系)で使われ、ソリのような動き方をしています。
※スライドボードは支持面に載せて、当事者を『直接的』に動かしています。(支持面は動きません)
Ⅱ型の上下移動は、当事者を支持面に"載せて"支持面を動かし『間接的』に移動させます。
上下移動の福祉機器(リフト機)で使われ、エレベーターやブランコのような動き方をしています。
Ⅲ型の運動モデルはスライドボードのみです。当事者をスライドボードの「支持面に載せて」当事者を『直接的』に動かします。
※当事者の臀部が滑ります。(支持面は動きません)
※スライドボードのみ支持面と接触している体の部分が滑ります。
これは引きずり介助と同じですが、摩擦が少ないので滑りといわれてます。
Ⅲ型のスライドボードの介助ですが、ノーリフトリハ®では自立度に合わせて1つの動作(立ち上がり)と2つの姿勢(座位と臥位)で行います。
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【ノーリフトリハ】
(総集編)持ち上げない介助の持ち方と動かし方(ノーリフトリハの載せる介助)
このYouTube動画は、ノーリフトリハの運動モデルⅠ型、Ⅱ型、Ⅲ型を悦明した動画です。
この動画では、当事者を持ち上げない介助(載せる介助)を当事者に対して『どのように持って』、『どのように動かすか?』を10年以上にわたり介護現場で臨床研究した結果をわかりやすく紹介している動画です。ノーリフトリハの運動モデルⅠ型、Ⅱ型、Ⅲ型を説明しています。
またノーリフトリハの持ち上げない『載せる介助』で、重い介助が軽い介助になり当事者にも優しい介助となる概念がわかります。
※【ノーリフトリハ】なぜ持ち上げる人力介助(飛び上がり介助)より持ち上げないリフト機介助(支持面に載せる介助)が良いのか? その内容が動画に収録しています。
持ち上げない介護(ノーリフティングケア)を学んでいる方にもご覧いただきたい内容です。新人の介助技術に対する研修にもお薦めです。
ノーリフトリハでの『載せる介助』(持ち上げない介助)の運動モデルⅠ型からⅢ型
(ダウンロード用資料)
※ノーリフトリハの運動モデルを紹介する場合にご使用ください。
【お願い】使用時は、画像は編集せずに使用し『ノーリフトリハ』の名前(ロゴ)を記載して『載せる介助』として紹介してください。